Alexの一人暮らし

北陸地方に単身赴任中。毎日思ったことや、仕事で有益だと思ったことを記載しています。

富山の謎。コインランドリーだらけ。

富山はコインランドリーだらけ。

富山に住んで1か月半ですが、富山の謎を発見。それは、街中にコインランドリーがいっぱいあるんです。

街中を車で走っていると、あっちこっちに。国道沿いだけでなく、ちょっとした裏にある道にもコインランドリーがあります。

 

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富山はコインランドリーだらけ

コインランドリーの場所

地図を見てもらえば分かりますが、関東にはあり得ないぐらいコインランドリーがあります。しかし、富山は地方都市なので、それほど大きい街ではありません。

 

富山市の人口は、41万人なので、東京都で言えば町田市ぐらいです。町田市は43万人ですが71平方キロメートルです。富山市は4,248平方キロメートルなので、人口密度で言いますと、60倍のひらきがあります。

 

なのに、何でこんなにコインランドリーがあるのでしょうか?不思議でありません。それも24時間営業が多いと思います。

いつもお客さんは余りいなく、特に夜間にお客さんを見たことがありません。

これで儲かっているのか、これも不思議です。洗濯機は家にもあると思うけどなあ。

 

コインランドリーの開業費用と収益

何か儲かる仕掛けがあるのではないかと調査してみました。

富山は土地代が安いので、それほどかからないと思いますが大型の洗濯機など機器代が2,000万円、店舗の看板や配管などで800万円で合計2,800~3,000万円ぐらいかかります。

 

客単価が1,500円だとして、一日に来客が10人だとすると15,000円。30日で450,000円です。そこから水道や光熱費が20万円だとすると、人件費を除く利益が250,000円です。年間で300万円の利益になります。

初期費用が3,000万円だとすると、10年で元は取れる計算になりますが、その頃には設備も老朽化しているので、まったく純利益は出ない計算になります。

 

計算上、一日の来客が10人で計算しましたが、30名ぐらいになれば元は取れて、安定した収益にもなると思いますが、そんなにお客さんが来ているのを見た事がありません。

 

もしかしたら、土地を遊ばせておくと、税金で持っていかれる為、無人で経営ができるコインランドリーを始めているのかなとも思いました。

コインランドリーって、それほど使いますか?富山の特殊事情

自宅に洗濯機があるのに、わざわざコインランドリーに持って行って、洗濯ってしますか?と思い、富山の友人に聞いてみました。

それには、富山ならではの事情があるようです。

1.車の保有率が高い

どこの家でも車は最低2台はあります。私が住んでいるアパートも2台分の駐車場が用意されています。

関東では公共交通機関が発達しているので、車が無くても生活できますが、まったくと言っていいほど公共交通機関がありません。

電車も逃すと、その次は1時間後になってしまいます。

宴会をやっても、みんな車で近くまで来て、代行で帰ります。場所にもよりますが、3,000円~4,000円もかかります。これだけかかるのであれば、もう一軒行けそうですね。

この様に車を保有しているから、洗濯物を車に詰め込んで、コインランドリーまで行けるのですね。これを手で持っていくのは、少し無理があります。

2.冬の空

今は夏で、外に干せばすぐに洗濯物は乾いてしまいますが、雪国の富山では冬は青空がほぼありません。いつも真っ暗(少し言い過ぎかもしれません)な感じで、どんよりしています。

また、雪が積もれば、外に干す事もできませんし、いつも曇っているので、干しても乾かないと思います。

こちらに引っ越す際に、アパートを探したのですが、サンルームと言う洗濯物を干す部屋が個別にあるアパートもありました。それぐらい、冬場に洗濯物を干す場所に苦労するそうです。

もしかすると、冬場にはコインランドリーにお客さんがいっぱいかもしれません。

まとめ

関東から来た私には、富山はコインランドリーだらけと思っていましたが、この土地に合った事情でコインランドリーが沢山あるのかもしれません。

また、夏場は閑散としていて、儲かるのか不思議ですが、冬場に特化したビジネスかもしれません。冬場になったら、またレポートしたいと思います。