センバツ高校野球が中止。これはショックだった
センバツ高校野球が中止。これはショックだった
3.11 東日本大震災から、もう9年も経過しました。災害時は、都内の10階建てビルの6階にいて、もうダメかなと思いました。
その場所から、帰るにしても、電車は止まっていて、6時間かけて歩いて自宅に帰った事を覚えています。
早いものですね。しかし、あの悪夢は、忘れる事はありませんね。
そんな3月11日ですが、今年は新型コロナウィルスの影響で、センバツ高校野球の中止発表がありました。
高校野球を観賞して
毎年、春と夏の高校野球のテレビ観賞を楽しみにしています。もちろん平日も開催されるので、平日はスポーツニュースで観賞しています。
もちろん野球が好きなんですが、一番は若い子が一生懸命、頑張っている姿をみると応援したくなります。
プロ野球を見ていると、上手すぎるので、ミスも少ないです。ボールを取って、アウトを取るのが、当たり前。ヒットやホームランを打つのも、ある意味当たり前です。
一方、高校野球は、上手な子もいれば、下手な子もいます。それが一つのチームとなって、優勝目指して、頑張る姿が大好きです。
うちの子も高校野球をやって欲しかった
子供にいろいろ望むのは良く無いと言いますが、正直うちの子も高校野球をやって欲しかったと思っています。
小学生の頃、野球をやりたいと言う事で、近所の野球チームに入りました。
土日だけの練習ですが、一日中練習するので、チームに入ってから家族旅行に行く事ができなくなりました。
私の方は、仕事が無い限り、練習のお手伝いをやっていました。バッティングピッチャーをやったり、道具の片付けや試合の時の送迎が主な役割です。
車で送迎する訳ですが、試合が終わった後、子供達はドロドロのユニホームのまま、車に乗ります。もちろん、車の中も泥だらけ。送迎が終わっても、車の掃除と言う仕事があり、毎週お疲れの状態でした。
自分の子供の野球を見ていると、センスが無いなあと思っていましたが、中学校になると、そのまま野球部に入りました。
甲子園に出るような子は、リトルシニアのチームに入り、中学生の頃から硬式ボールを使いますが、野球部では軟式ボールとなります。
野球部になると、もう親の出番はありません。
息子は、やはりセンスがありませんでしたが、三年生になると全国大会に出場できるチームとなっていました。出番と言えば、応援ぐらいでしょうか?
全国、いろいろな場所に行った記憶があります。
高校に入ると、甲子園に出るような学校に入りましたが、進学校であった為、野球をやめてしまいました。
この時は、少し寂しい気持ちになった事を覚えています。
甥っ子は甲子園出場
一方、甥っ子は住んでいる所は、全く異なりますが、甲子園常連校に入学しました。甥っ子も野球を小さい頃からやっていて、念願の学校に入学しました。
勉強は全くやっていなかったのですが、いわゆるスポーツ推薦での入学です。
一年生・二年生の時は、もちろん補欠で甲子園に学校は出場していましたが、アルプススタンドで応援です。
そんな状況ですが、私はテレビで一生懸命、その学校を応援していました。
三年生のセンバツでやっと甲子園出場です。結局、スケジュールが合わず、甲子園での応援ができませんでしたが、いい思い出となっています。
センバツ中止
野球が大好きですし、私の身近な人も野球をやっていたので、今年のセンバツ高校野球も楽しみにしていました。
私の応援している代表校は、やはり住んだ事がある場所になります。東海三県、東京、神奈川、富山となります。
今、住んでいる富山は残念ながら、2020年のセンバツは出場できなかったのですが、それ以外の地域は、応援したいと考えていました。
それが、「中止」の決断です。
この時世、中止の判断は正解だと思います。大阪のライブハウスでは、開催して感染を拡大させてしまっています。
甲子園は屋外なので、単純比較できませんが、観客席が近いので、感染リスクは高いはずです。
春のセンバツは過去に2度ありました。夏も合わせると合計5回です。いずれも米騒動と太平洋戦争です。
これを考えると、今回の新型コロナウィルスは、相当世間が混乱している証拠です。
まとめ
高校野球児の事を考えると、悲しくなりますが、今回の「中止」と言う判断は正しいと思います。
ただ、強豪校は夏に出れる可能性が残っていますが、21世紀枠で出場権を得た高校は、なかなか難しいのでは無いかと思います。
(21世紀枠とは、野球以外の要素を取り入れて出場権を与えるもので、地域貢献などがあります。)
高校野球だけではありませんが、スポーツをやった経験は後々、社会で生活して行く上での重要な経験になるはずです。今回は残念な結果になりましたが、ここまでの努力は、いつか役立つはずです。