IT担当大臣は重要なポストだと思うのですが、重要では無いのでしょうか
IT担当大臣は重要なポストだと思うのですが、重要では無いのでしょうか
先日、国会答弁でIT担当大臣が新型コロナウィルスへの対応として、迷走答弁を繰り返しました。
一方、台湾のIT担当大臣は、マスクが売っている場所や政府が誰にどれだけマスクを配布したのか分かる様に、システムを構築しました。
ITが無ければ、生活できないこの時代で、変化が早いITの世界ですので、やはり重要なポストだと私は思います。
IT担当大臣
現在のIT担当大臣は竹本さんと言う方で、79才の年配の方です。経歴を見てみると、京都大学を卒業されて、建設省にキャリアとして入省しています。
その後、1996年に自民党公認で初当選され、8選されている方です。
京都大学卒業と言うことで、申し分ないぐらい頭もよく、経歴も素晴らしい方です。昔、私の上司が京都大学卒業だったのですが、めちゃ頭が良く、面倒見が良い方でした。この上司に、いろいろ教えて頂きましたが、頭が良すぎて、スピードも早く、年齢差が20才ぐらいありましたが、全然付いていく事ができませんでした。
この上司の良いイメージがあり、この竹本さんの経歴だけ見ると、悪い印象はありません。
一方、台湾のIT担当大臣は、唐鳳さんでして、竹本さんとは全く異なる経歴の様です。12才からプログラミングを始め、15才で起業し、シリコンバレーでも起業した38才の方です。
確か、高校も卒業していない様ですが、IQ180もある天才です。東大生がIQ120が平均とされているので、飛び抜けて頭がいい人の様です。
IT担当大臣の重要性
仕事で、政府が発表する統計情報を探したり、調べたりする機会が多いのですが、これが分かりづらかったり、目的の情報にたどり着くのに、苦労します。
例えば、先日インフラが老朽化している話を記事にさせて頂きました。
この記事では、橋の老朽化が激しいと書きましたが、じゃあ実際、何処が老朽化しているのか気になりますが、全くその橋の場所が分かりません。
分かっていれば、その橋を通る事を避ける事で、事故の予防にも繋がると思います。
別の例になりますが、車を取得する際に、印鑑証明が必要になります。印鑑証明を取得する為に、役所に行く必要があります。その後、警察署に行って車庫証明を取得し、最後に陸運局でナンバーを取得する事になります。
全部、所轄は異なるものの、ITで一括申請ができれば、車屋さんへ支払う代行費用も不要になります。もちろん、陸運局でナンバーを取得する際に足を運ぶ必要がありますが、印鑑証明取得や車庫証明取得は全てITで可能と考えています。
特に各種、申請や取得をする為に役所に行くと、IT化が遅れていると実感します。わざわざ紙の申請書に記入する必要があります。
字が汚いので、恥ずかしいですし、役所の担当者がその汚い字で書かれた申請書を基に、システムに登録をしています。
そもそも電子申請ができれば、書き写す事も不要になり、私たちは身分証明をすれば、すぐに申請が完了する訳です。あの、待たされる事も無くなるでしょう。
この様に日本では、もっとIT化でき、生活が楽になるケースは山ほどあると思います。それには、IT担当大臣がリードしないといけないでしょう。
まとめ
もちろん高齢がダメと言う訳ではありませんが、何事も適材適所が重要です。
ITだけでは無いと思うのですが、大臣と言う重要なポストは、やはり経験があると無いとでは、雲底の差が施策に出てきます。
経験値と言うのは誰でも最初からあるものでは無いので、もし経験が無ければ、相当な勉強が必要ですね。