Alexの一人暮らし

北陸地方に単身赴任中。毎日思ったことや、仕事で有益だと思ったことを記載しています。

男性の育児休暇、どんどん使うべきです。

男性の育児休暇、どんどん使うべきです。

小泉環境大臣が、育児休暇を最大2週間、取得すると言っていました。私の時代は、育児休暇制度がありませんでしたが、このような制度は使った方がいいと思います。

(正確には、あったかもしれませんが、誰も使う人はいなかったです)

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育児休暇の取得率は6%

現在の育児休暇の取得率は6%で、先進国では最低水準です。スウェーデンでは90%以上の男女が取得しているようです。

 

私の時は、息子が生まれる時は、海外に長期出張中だったし、娘が生まれる時は、めちゃくちゃ仕事が忙しく、お休みを頂ける状況ではありませんでした。

 

今、考えると、一生のうちに何度も経験できる事ではないので、もっと積極的に休めれるように仕事を調整すればよかったかなと後悔です。

 

何故、海外と日本では、育児休暇の取得率に関して、開きが出ているのかなと考えた場合、日本人の考え方に問題があるのではないかと思います。

やはり、男性は外で仕事をして、女性は家庭で子育てをする。こんな昔ながらの考えが、まだ残っているからだと思います。やはり、この考えが変わらない限り、育児休暇の取得率がアップしないのではないかと思います。

取得すると育児の大変さが理解できる

特に一番最初の子の場合は、右も左も分からず、戸惑う事ばかりです。うちの妻の母は、妻が中学生の頃に亡くなってしまったので、身近な人で助けてくれたり、教えてくれる人がいませんでした。

 

当時は、この育児休暇制度も無く、妻は産後、一人で育児をしていました。私は、海外出張中で、海外出張が終わってからも、若干仕事はセーブしましたが、自宅に帰るのは21時を過ぎてからです。

その前は、自宅に到着するのが、23時とか24時だったので、これに比べれば、かなり早く帰宅していました。

 

その時に思ったのが、育児をしているより、会社で仕事をやっていた方が楽と思いました。たった数時間、育児するだけで、毎日がヘロヘロに疲れていました。

当たり前ですが、子供はいつも泣くし、喋る事ができないので、子供が何を要求しているのか分からないですし。

 

私の後輩は、育児休暇を取得しましたが、毎日が地獄で、やはり仕事をやっていた方が楽と言っていました。私の場合は、一日数時間ですが、育児休暇を取得すると言う事は24時間体制になると思います。女性も24時間体制です。育児休暇を取る事で、女性の苦労の半分でも手伝えれば、楽になりますね。

周りが理解する事で取得率が向上?

人生の中で、普通は10回も20回も育児休暇は取得しないと思います。特に産後のケアが重要です。

妻を見ていて、一番は睡眠不足と不安を取り除いてあげる事が重要ではないかなと思います。

 

仕事が忙しく、睡眠不足が続くと、適切な判断ができないですし、体がキビキビ動きません。育児の時も同じだと思います。ウトウトと寝ていても、子供が泣けば、起こされます。これでは、ちゃんとした行動もできないですよね。

 

その為、会社で周りが理解を示し、育児休暇を勧めるようにする事で、取得しやすい環境になるのではないかと思います。

 

一方で、小泉大臣の取得に関して、自民党内では反対意見あるそうです。確かに、公人として重責があり、なおかつ高給をもらっています。

でも、たった2週間取得するだけで、そんなに反対しなくてもいいのではないかと思います。やはり、昔ながらの考えが残っているのですね。

まとめ

個人的には、夫婦二人で子育てすると言うよりは、妻を助けると言う意味で育児休暇をどんどん取得すべきと思います。

 

それには、私のような年齢が上の世代が、この事に関して、寛大に考える事が必要だと思います。自分たちの時代に、育児休暇制度が無かったので、理解は難しいかもしれませんが、後輩には取得するように勧めましょう。

 

私だったら、周りが何を言っても、無視して育児休暇取りますね。勇気を出して、育児休暇を取得しましょう。仕事なんか、どうにか回ると思います。