社員証を首からぶら下げる会社が多いですが、意外と危険
社員証を首からぶら下げる会社が多いですが、意外と危険
東京出張で、昼ごはんを食べに、ブラブラ街を探索していたら、顔写真入りの社員証を首からぶら下げたまま、街を歩いている人が多いことが気になりました。
社員証が必要なケース
主にいろいろな会社が入っているビルの場合、セキュリティの為に、ガードマンに社員証を提示したり、近年では機械に社員証をかざすケースが多いと思います。
そして、社内にいる場合は、その社員証を常に見える場所に掲示しなければいけない、ルールとなっている会社が多いと思います。
社員証も個人情報の塊
社員証には、会社名だったり、名前、顔写真は必ず記載されていると思います。また、首からぶら下げるために、ストラップが付いており、そのストラップに会社名が印刷されていたりします。
そんな社員証ですが、都内の昼休みには、皆さんそのまま首にぶら下げて、食事に行かれるケースが多いです。
そうすると、眼が悪い私でも、何処の会社の人なのか分かってしまいます。また、コンビニのレジで並んでいても、会社によっては、会社名や名前まで読み取れてしまいます。
昔は社員証は財布の中
首から社員証をぶら下げる文化は、いつから始まったかなと思うと、2000年ぐらいだったような気がします。
それまでは、今と同じような感じのカードタイプの社員証でしたが、いつも財布の中に入れっぱなしの状態でした。
昨日アップした記事の東京ラブストーリーと言うドラマでも、やはり社員証を首からぶら下げているシーンは全く有りませんでした。
2000年ぐらいから、会社内の入り口や会議室のドアが電子鍵になり、従来の「ガチャ」と言う感じで鍵を回して開ける方法から、カードで「ピイ」とやり、開ける方式が普及した記憶です。
それと同時に、社員証を常に携帯し、見える場所に掲示する会社が多くなったのではないかと思います。
悪用できなくも無い
昼休みに食事で出ていると言うことは、会社の近くだと思います。そして、会社名と名前が分かってしまえば、確実に電話をすることは可能だと思います。
私が思いつく程度であれば、それほど実害は少ないと思いますが、悪意があればこれだけの情報があれば、いくらでも悪いことは可能では無いかと思います。
特に女性であれば、名前が漏れるだけでも、いやですよね。
余り詳しく書けないですが、苗字と名前が分かり会社名も分かれば、メールアドレスも容易に想像できます。
メールアドレスが特定できれば、もっと悪いこともできるのでは無いかと思います。
こう考えると、社員証を首にぶら下げて、街をブラブラするって、危険ですよね。
私は絶対危険だと思います。もし、何かされた場合、犯人のことは分からないですが、自分の事は会社名、会社の住所、名前までバッチリ知っているのですから。
本当にやめた方が良いのでは無いかと思います。
まとめ
意外と社員証を首からぶら下げたまま、都会の街を歩いている人が多くて、びっくりしました。
もちろん、時には忘れて、そのまま外出するケースもあると思いますが、この記事を読んで頂いた方は、危険だなあと感じてもらえたのではないかと思います。
このご時世、何があるか分かりません。セキュリティに関しては、用心して損はないと思います。これを機に、個人情報に付いて見直してみるのは、いかがでしょうか?