重慶の洪崖洞は「千と千尋の神隠し」の様な世界が広がっている
重慶の洪崖洞は「千と千尋の神隠し」の様な世界が広がっている
今から3年ぐらい前の話になりますが、中国 重慶に出張に行った時の話です。
中国 重慶市
中国の重慶に行くには、中華系の航空会社を利用して直行便で行くか、日系の航空会社で行くのであれば、北京まで行って中国国内線で重慶に行く形になると思います。
私は仕事で行ったので、もちろんサービスが良い日系の航空会社を使いましたが、よく考えると中国国内線は中華系の航空会社を使うので、結局はどちらでも同じですね。
重慶は、北京と並ぶ中国の直轄市となっており、日本でいう県とか省がありません。これは、中国国内で北京市、天津市、上海市、重慶市の4つしかありません。
重慶市だけで、2800万人の人口で、東京が927万人なので、約3倍の人口なので、いかに大きいか分かると思います。
重慶は中国内陸部に位置して、重慶の中心に長江が流れており、大都市の中でも自然の雄大さが残っている場所です。
大昔は、この長江を使い、上海などの海側で生産されたものを運んでいたようです。日中戦争の時には、この重慶に国民党政府があった為、激しい戦争があった場所でもあります。
重慶の名物は、この重慶火鍋で、唐辛子と麻がたっぷり入った鍋に、野菜や肉を入れて食べるものです。これが半端なく辛く、辛すぎて舌が何時まででもピリピリします。
しかし、名物とあって、本当に美味しいと思います。
洪崖洞
重慶の観光スポットとして、洪崖洞(ホンヤートン)があります。
柱を長く突き立てる吊脚楼(ディアオジャオロウ)という重慶の伝統建築方法で作られています。
ここは「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われています。台湾にも、阿妹茶楼と言う同じような「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われる場所があり、どちらが正しいか分かりませんが、非常にきれいな場所です。
一番上の階が火鍋屋になっていて、上の階から下の階に移動する形で進んでいきます。
下の方の階は、小さい商店があり、お土産や雑貨が売っていました。
現地の若いカップルのデートコースの様で、周りはカップルばかりです。私たちは、中国スタッフと日本人のおじさんです。少し寂しい気持ちになります。
このあたりは特に観光地になっており、道路は大渋滞です。東京の渋滞もすごいですが、中国の渋滞はさらに凄い事になります。
私たちは、中国人スタッフのアドバイスで、ホテルから地下鉄に乗って移動し、ところどころタクシーを使う程度だったので、この渋滞を避ける事ができました。
やはり大都市は、地下鉄で移動するのがベストです。
まとめ
重慶は余り日本ではマイナーな場所なので、日本人はまったくいません。私が行った時は、中国国内の観光客と韓国人がいました。
個人的には、海外に行ったなら日本人がいない場所が好きです。
中国は、驚異的に発展をとげて、重慶も北京や上海と同様に近代的な大都市です。大都市の中に「千と千尋の神隠し」のモデルと言われている洪崖洞があり、非常に魅力的だと思います。
北京や上海観光に行ったことがある方は、重慶もいかがでしょうか?