やる気が無い社員のスイッチをONにする私の方法
やる気が無い社員のスイッチをONにする私の方法
何処の会社でも同じだと思いますが、やる気がある社員とやる気が無い社員がいます。全員がやる気がある会社・チームであれば、成果もすごいと思います。
しかし、こんなチームは無いのでは無いかと思います。
そんな私もやる気が無い社員の一人ですが、どうしたら社員のやる気スイッチをONに出来るのだろうか、考えた事があります。
やる気が出ない理由
仕事でやる気が出ない理由は、人それぞれ存在します。
私が考えた限りでは、以下の様な所に集約されます。
- 頑張っても給料が上がらない
これは、その通りだと思います。若い時は、ある程度、昇給もありますが、ある程度年齢がアップすると、若い頃の様に昇給しません。
昔、会社の先輩が言っていた話ですが、頑張って評価が上がっても、昇給額が500円だから、意味が無いと言っていました。確かにその通りだと思います。
また、若い人でも、頑張って高評価されても、サラリーマンであれば、たかがしれています。 - 目的が分からなかったり、ゴールが見えない
いろいろな仕事があると思いますが、何の為にやっているのか、分からない場合があると思います。このケースはトップダウンで降ってきた仕事が多いのでは無いでしょうか?
また、いつまで続くのか分からず、黙々とやらされている仕事ばかりのケースもやる気が出ないと思います。
一つ目に関しては、経営者しか変える事が出来ません。経営者に訴えても、人件費アップになり、経営インパクトが高いので、なかなか直ぐに給料アップとは行かないと思います。
私もこの改善について、経営者では無いので、どうしたら良いのか分からないので、この記事では触れない事とします。
二つ目について、少し私なりの考えを書いて行きたいと思います。
興味がある事は熱中出来る
皆さんも、多い・少ないかは別として、趣味があると思います。ブログを書くと言う事も趣味の一つでは無いでしょうか?
趣味と言う物は、その事に興味があり、熱中出来る物です。
なぜ、熱中出来るか考えた場合、やはりその先に楽しい事が待っているからです。
ブログも毎日更新したり、写真を加工したり、凄く手間がかかる事ばかりです。時には、ネタ切れで苦しんだりもします。
しかし、読んでもらい、はてなブログであれば、スターを頂いたり、コメントを頂いたり、ランキングアップしたりして、楽しい事があります。だから熱中出来るのでは無いかと思います。
私の趣味として、釣りをやっていますが、ほぼ釣れない日ばかりです。今日は3連休の最終日ですが、早朝5時に起きて釣りに行きました。釣れないと分かっては、いるけど、ムリして行ってしまいます。
しかし、魚が釣れた時の喜びは、最高です。この楽しい事があるから、ムリも出来る訳です。
仕事=楽しい事にさせる
そもそも目的やゴールが見えなかったりする仕事は、やる気スイッチがONにならないケースが多いです。
しかし、一方で趣味などの熱中出来る事は、楽しいと思います。
なので、これを繋げれば、良いのでは無いかと思います。
ただ、趣味をそのまま、仕事に持ち込むのは難しいのですが、それぞれ仕事の中でも、好き・嫌いがあります。
私はIT業界にいますが、プログラミングが好きな人がいれば、嫌いな人もいます。また、資料作成が好きな人がいれば、嫌いな人もいます。
また、コミュニケーションを取る事が好きな人もいれば、嫌いな人もいます。
それぞれ個性があります。それを適切に読み取って、適材適所に配置する事でやる気スイッチをONに出来るのでは無いかと思います。好きな事は熱中出来ます。
私の周りを見ていると、やはり好きな仕事は熱中する為、早く終わりますし、品質も良い傾向です。
ただ、贅沢に何処も人がいないと思います。なので、私の場合は、作業割合を人によって分ける様にしています。その人が好きな仕事には、割合を多く、嫌いな事には割合を少なくします。
これでやる気スイッチがONになるかと言うと難しい面もあります。しかし、やはり何も考えないよりは、少しでもやる気スイッチをONにすると言う観点では、良いのでは無いかと考えています。
まとめ
長々と書きましたが、結局の所、決定打はありません。ただ、「好きな事をやる」が一番のやる気スイッチをONにする方法だと思います。
あとは、ゴールを明確にする事だと思います。ゴールが見えないままの仕事ほど、辛い物はありません。いくら好きな事でも、無限ループの様なゴールが見えない状況では疲労だけが蓄積してしまいます。
ありきたりの話ですが、何かの気付きになったら、幸いです。