保証人を頼まれてしまったので調べてみました

知人に保証人を頼まれました。サラリーマンだと、保証するのは難しいので、すぐにお断りしましたが、ついでに調べてみました。

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知人は会社経営をしています。その会社は小さいながらも、何年も会社を運営しており、会社自体は順調に拡大しているように見えます。

順調な会社の社長なので、身なりもきちんとしており、車もそれなりの良い車に乗っています。サラリーマンから見ると、羨ましい限りです。

そんな知人ですが、事業を拡大したく銀行融資を受けたいが、保証人が必要なので保証人になって欲しいとの事です。

会社経営って、本当に大変だなあと思いますね。サラリーマンが融資を受けるシーンって、自宅を購入するぐらいしか、ありませんよね。

私自身には、軽く頼まれました。過去にSEとして経理や財務のシステムを扱った事があり、多少のお金の知識は持っています。

心の中では、保証人になってもいいと思います。

しかし、景気が良さそうに一見見えますが、会社の経営状況を聞いていないのに、保証人なんかになれません。私から言えば、詳細な事業計画の説明を受けてから、保証人になって欲しいと言って欲しかったです。

銀行で融資を受ける時も、事業計画や財務状況を説明すると思いますが、その話が最初になかったので、この会社はヤバイと思い、速攻でお断りしました。

私も会社の予算を確保するうえで、事業計画・プロジェクト計画を長い時間をかけて練って作成します。

何故、これを作成するかと言うと、簡単に言うと全方向から考え、リスクの洗い出しやモレ・ヌケを検討し、課題があればそれに対処する施策を考えます。

それが出来ていないという事は、やはり考えが甘いのか、見せられないのか分かりませんが。

こんな感じでお断りしましたが、保証人になるという事は分かっていても、まじめに調べた事がありませんので、良い機会なので調べてみました。

保証人には2種類の形態があります。一つは保証人でもう一つは連帯保証人です。

この場合は、まずは債務者に責任があるので、最初は債務者に支払い義務があります。債務者が支払い能力がある場合は、債務者に強制執行を行う事ができます。

しかし。債務者に支払い能力が無ければ、複数の保証人がいれば、頭数で割った額の支払い義務が生じます。

逆に連帯保証人になると、連帯保証人になった人にも支払い義務が発生します。債務者が支払いの応力があっても支払いをしない場合は、変わって全額の支払い義務が発生します。

ここまで書いているだけでも、保証人にはなりたくないですね。

自宅を購入する場合は、保証協会もあり、保証人に迷惑をかけたくない場合や見つからない場合は、このサービスを活用する場合もあります。

私が自宅を購入する場合、銀行の紹介された、このようなサービスを活用しました。やはり知人・友人に迷惑をかけたくないですよね。まあ、自宅の場合、返済できなければ、売却すればいいだけの話ですが。自宅を購入する場合は、使う人が多いのではないでしょうか？

私は今まで、保証人をお願いした事が二度あります。一度目は就職する時の身元保証人、二度目は初めてマンションを借りた時だけです。

よく考えると、人生の契機で保証人が必要になるんだなあと思います。

しかし、両親が遠くに住んでいたり、迷惑が掛からないようにする為に、保証人代行サービスがあると思います。

就職身元保証人、入院・手術保証人、入学保証人、賃貸の保証人などに対して、お金を払い保証人になってもらうサービスがあります。

サービスの方は、ある程度リスクがあるので、それなりの費用がかかりますが、見かたを変えると、お金で解決できて、身内に迷惑をかけなくてもいいので、良いサービスかもしれません。

絶対、連帯保証人だけには、ならない方が良いと思います。債務者と同じ責任を負うという事は、自分自身がお金を借りていないのに、その責任を負う事になります。

どうしても保証人を頼まれた場合は、保証人代行サービスを紹介しましょう。少々、高くても、関係者みんなが平和になると思います。

私は今回、余りにもアバウトな話だったので、速攻でお断りしました。内心は関係が悪くなるかなと思いましたが、やはり納得できない事には合意できないと思います。

みなさんも同じような話があれば、話だけは聞いてもいいかもしれませんが、口でしか説明できない場合は、確実に怪しいので注意して下さい。

Alexの一人暮らし